カレーマンでありながら、シースーマンと呼ばれても臆せず大きな声で返事をするくらいの鮨好きだよ！

でもそんなシースーマンも最近はちょこっとシースーから遠ざかり気味…！




これこそがカレーマンがシースーから遠ざかっている最大の理由だよ！



これは大将が若くて、そして食べログなりミシュランなりで評価の高い予約困難なお店で特に感じることだけど……そんなすんごいお店に限って客層の悪さが散見されるという話もあるとかないとか。


この人なんか、最後までずーーーーーーっと大音量で携帯をピコピコ。


そりゃ鮨を片手にしながらもLINEに勤しまなきゃいけないくらいマルチタスクな時代だけど、音くらい消すのは大人じゃなくても分かる当然のマナー！


シースーが出てくると今度は元気よく大きな音で写真をガシャーー！

パクリと食べたら大至急ピコピコ！

歳を取って耳が遠いのか、その音量の大きなこと！！


カチカチカチカチカチカチ、シュッ！シュッ！


っていうLINEでメッセージを飛ばす音を響かせながら、しばらくすると着信音が高らかにビコン！！！ビコン！！！

サンオジ！

ハッキリ言って、うるさいよ！！！

このばか！

大至急ハウス！！！



はーー、残念すぎーーーる！！！


同じことがその前月に行った別の大好きなお店でも発生していたけど、そちらのお店ではシュッシュッと大音量でメッセージを飛ばすサンオジに大将がささやき声でビシッと指摘！


よっ！それでこそ大将！！一国一城の主！！

弟子たちもきっとそういう姿を見て学んでいるし、周りのお客さんもやっぱりこの店は素敵なお店だなって思っちゃう。

続いての悪い客筋は、お友達感覚丸出しでマウントを取りに行く常連客！

確かに常連さんはお店にとって最大の大切なお客さんだし、優遇されてしかるべきだし、慣れ親しんだお店で寛ぐっていうのは当然のこと！
でもお店に大切にされていることを逆手に取るようなマナーの悪さはお店のためにもならないし、愛してるはずのお店の品格を下げることにもなり兼ねないってことをよく考えるべきだよ！


貸切の会ならともかく、他のお客さんのいる前で貸切同然の騒ぎっぷりだったり、世間話で大将を独占しちゃったり、はたまた食べ物で遊ぶ様子をSNSにアップするとか、それ本当に良くないよ！


これはカレーマンの個人的な考え方だけど、周りのお客さんへの配慮も去ることながら、大将に対してもちゃんと配慮すべきなんじゃないかな！


営業時間中は、大将の晴れ舞台！


カレーマンだって仲良しの大将とはLINEでのコミュニケーションやオフタイムに飲んだりするときにタメ語になったりファーストネームで呼んだりすることもあるけど、お店に行ったときには必ず大将って呼ぶようにしているよ！



常連のお客さんは品格を保って箍を外すことなく、大将は凛として時には苦言も言わなきゃいけないんじゃないかな。周りのお客さんも、後ろに控える弟子もスタッフも、みんな大将のことをしっかり見ているんだから。


こうなっちゃった背景には、鮨バブルの恩恵を受けて若い大将のお店が増えていることや、デジタルで気軽に大将と繋がれることでお客さんとの距離が縮まっているからなんだと思うけど、そろそろみんなが気を付けないといけないような気がするよ！


てことで、今まで人のこととやかく言えないことをしてしまった時期も随分あったけど、カレーマンも食を楽しむお客さんとして、襟を正してシースーと向き合うことにするよ！