みんな!カレーマンだよ!
ビルの建て替えが進むザギンで、まだこんなところがあったのかという渋すぎる通りがあるよ!
比較的エリートじゃない方のサラリーマンの背中がよく似合う、古き良き風情を残す時代に取り残された一画!
ここに今もなお現役バリバリ、予約困難な伝説の名店が!!
カレーマンは16年前に初めて連れて行ってもらい衝撃を受けまくったものの、バb……じゃなくて女将さんのお説教がトラウマでその後足が遠のいていたという話もあるとかないとか。
でも16年ものあいだザギンの焼肉と言えば常に選択肢に入るくらい、衝撃的なうまさが脳裏に焼き付いていたよ!
店内を見渡してみると…
肌色って人が多そうだけど、決して肌の色じゃないと思うよ!
強いて言えば豚色??
早く飲み切ってあげないと、もう乗らないよ!
はっはー、さてはこれ以上常連が増えないように陣地取りをしているな…?!
お取引先がビール瓶で隠そうとしてくれたところを、間一髪カレーマンのiPhoneがそれを制して激写!!
歴史あるこの店は、あの黒め企業の歴代社長も通い続けたという、そんなVIPに脈々と愛されている名店なんだよ!
泡の感じで、右のサンオジ待ちだったことが分かった人は上級者!
ウチナータイム全開の、沖縄のサンオジだよ!
でも出身は宮城県で、色々あった結果今となっては沖縄には縁もゆかりも無いという話もあるとかないとか。
ま、人生は楽しければケーオツケーオツ!
それでは、本厄のサンオジの会、スタート!!!
トロっとしてウマーーーー!!!
タン以外はタレ焼きで、一度タレに進むと塩に後戻りできないって掟になってるから要注意や!
鉄板替えるのも、女将1人の切り盛りじゃ大変なんだよ!
お客さんも協力しないと!!
サクッとした歯切れ!
ムニュっと弾力!!
溢れ出す肉汁!!!
早くも最高ーーーーー!!!!
そう思うと永遠に食べ続けていたくなるけど、次の肉も最高すぎるし、この加減が悩ましい!!
あたい、タンから卒業する!!
さあ、次の肉はどーーーれだ?!
みんな、自由すぎるよ!!
ここは、セオリー通りロンモチでこの一択!!!
かつては生でも食べられると言われたほどの新鮮かつ柔らかいしっとりとしたタレ焼きのロース!!
食べた人の心を必ず鷲掴みにする、そのくらいの名品!!
16年前のカレーマンはこの味に仰け反りすぎて、うるさいって怒られたよ!
この店のロースの焼き方はちょっと特殊で、こんな感じ!!!
半分以上生のような気もするけど、これはお客さんの自己判断!
女将は焼いて食べてってビシーっと指導しているよ!
要するに結局上から順に発注することになったんだよ!
ここ東京園に来ると、散々悩んで議論して、だいたいこのパターン!
女将はすべてお見通しだよ!
大至急すぎるよ!!
余分なタレを落とすためにワンバンさせただけクラスの大至急っぷり!!!
このとろける食感たるや!!!!!
甘みのある優しいタレとの相性も最高!!!
ロースからのハラミ!
このコントラストは今も昔もこの店の基本だから覚えておいて!
ハラミたまらーーーーーーん!!!
タンとロースを食べすぎて全部は無理そうだったから、泣く泣くミノをスキップしてタンタレをチョイスしたよ!
前半の戦略ミスが悔やまれる…!!!
こ、これぞ焼肉の王道!!!
ラストは基本のきに立ち返って、姿勢を正して肉納め!!!
肉の鮮烈な印象は16年前と少しも変わらず、女将の印象はガラリと変わってマイルドに。
なんとなくビクついて敬遠してしまっていた自分を恥じて、再訪を誓って三原小路を後にしたよ!
昨今は焼肉にもイノベーションが起きまくってとっても楽しい食べ物になっているけど、たまには古き良きこんなお店に帰りたい。
技術や創意工夫の現代焼肉に対して、素材と土地と女将と年月が創り出したヴィンテージボルドーのような、そんな天地人を兼ね備えた真似のできない名店!
ごちそうさまでしたーーー!!!!!