みんな!カレーマンだよ!
もはやシースーマンへの改名を勧められるほどシースー好きなカレーマンが殊更好きなお店のひとつ、鮨なんば!!
阿佐ヶ谷の雄が、いよいよ銀座にやってきたよ!!
京都から出店したミシュラン三ッ星の瓢亭と並び、ミッドタウンが社運を賭けてスカウトしてきた肝煎りの目玉レストラン!
逆にクレームになり兼ねないよ!
記事を書くのがすっかり遅れちゃって何ならそろそろお盆だけど、行ったのは4月のアタマ!
サッパリと春を感じる初鰹だよ!
器も揃え直したっていう話で、アットホームな阿佐ヶ谷よりも背筋がしゃんとする心地良い余所行き感があるよ!
調子に乗ってきたところで、ジャパーーン!!
福井県の、黒龍!!
よくよく考えると、割とヤンキーなネーミングだよ!
このとき旬だったホタルイカも格別!
はー、ジャパンに合うーー!!
どっぷり大ぶりなあん肝は、濃厚でありながら驚くほどスッキリと抜けていく逸品!!!
そしてなんばと言えば、この穴子!
パリッパリの香ばしすぎる仕上がりは、他ではなかなか食べられないよ!
さあ、焼き物が済んだら、いよいよ握りのスタート!!
なんばの握りは、神クラスのおいしさだよ!
新生なんばの目指す究極の一貫、中でも最もこだわっているのは、温度!!
シャリとタネの温度のバランスにこだわるって話だけど…
だーーーー!!!
一貫ごとにタネとシャリの温度が書いてあーーーる!!!
なにこれ!
ハッキリ言って、変態!!!
カレーマンが大好きな変態の領域だよ!!!
てことで、マコガレイからスタート!!
ロンモチでネクストジャパンをスタンバイしておくよ!
醸し人 九平次!
温度管理は阿佐ヶ谷でも当然のようにやっていたけど、それを公言してきっちりオリジナルの技術として打ち出したのが新生なんばの最大の特徴!
先程のマコガレイ、この白イカと、冷ためのタネで温度差の大きな握りからスタートした後には…
美しい所作からの手渡しで来たのは、熱々の白魚!!!
熱い!たしかに熱いよ!
今まで「熱々」としか認識していなかった白魚の握りに、前後の握りやシャリとの温度差に感覚を研ぎ澄ませるという新しい楽しさが加わって、鮨が益々奥深く面白くなってきたよ!
そしてそのベースにあるのは、フワッと握る難波さんの卓越した技術に、質の高い食材!!
このカスゴも、うんまーーー!!!
そしてやはりなんばと言えばマグロ!
赤身とトロで微妙に異なる温度も、今まで何となく感じていたものが明文化されることによってハッキリと意識できて、より美味しさの構造を脳が理解し易くなったように感じるよ!
コハダの絶品ぷりはロンモチで相変わらず!
からの赤シャリと合わせたサヨリ!!
そして大好きなアジーー!!!
ブラアーが乗りまくってるねイイよーーー!!
赤ムツは軽炙りしてることもあり温度高めで!!
からの冷んやりトリガイーー!!!
この日のシャリは、この金目鯛にビシーっと合っていたような気がするよ!
この一体感たるや!!!
そしてシュッと真一文字に伸びた、美しい車海老!!!
ウニはモリモリに持ってくれて、口内でバラバラに崩れ溶けていく海苔の香りがたまらーーーーん!!!
ラストは穴子!
この日いちばんの高温で提供される結びの一貫は、再訪を心に誓う完璧な逸品!!
デザート感覚の玉でほっこりしつつ…
しじみエキスたっぷりのお椀で今までのお酒はきっとなかったことに!
さあ、今宵はこれにてお開きだよ!
と思ったけどやっぱり追加発注ーー!!!
マグロがあんまりおいしかったので、手巻きでリピート!!
ササっとカジュアルに出してくれたのと裏腹に、心に残りすぎるたまらない美味しさだったよ!!!
ムフーーーー!!!
たまらーーーーん!!!
お土産を詰めてもらって、ごちそうさま!!!
阿佐ヶ谷という都心から離れた立地にこそ良さがある、と言う人もチラホラ見かけるけど、銀座のなんばは更に進化!
温度にこだわり凄味を増した難波さんの握りは、早くも銀座を代表する名店と言っても過言ではない極上の鮨!!!
予約はオンラインのOMAKASEで名目上は誰でも取れるようになっているので、予約開始日はWEBに貼り付いてプラチナシートをゲットしてみて!
ただし相当な競争率で、カレーマンは既に何回か取れずに涙を飲んでいるよ!
次回こそ!!!