みんな!カレーマンだよ!
2017年ラストの記事は、泣く子も黙る問答無用の世界最高のシースーだよ!
9年連続ミシュラン三ッ星の、鮨さいとう!
スーパー遅ればせながらおめでとぅーーす!!
そんな名実ともに日本一、いや即ち世界一のお鮨屋さんだから、予約を取るのはロンモチで激しく困難!!!
カレーマンは可愛がって頂いている常連さんに連れて行ってもらってものすごく感謝島倉千代子だけど、新規で予約を取るのは本当に難しいみたいだよ!
「どうやったら予約が取れるんだ?!全然取れねぇよ、バカ!」
ある日ブラジルからこんな問い合わせが入ったことがあるよ!
そんなことカレーマンに聞かずにお店に聞いて!
いくらオンラインで手軽だからって、だいぶお門違いだよ!
またある日は、
「病気の妻に一度でいいから食べさせてあげたいから、予約取ってくれ。カネなら払う」
そんなメッセージを知らないサンオジから貰ったこともあるよ!
そんなことより、会ってもいない人に問い合わせ内容が重すぎるよ!
気持ちは分かるけどもう一度冷静に現実的なQOLについて考え直して!
仮に予約が取れたとしても、生魚を食べさせて良い不治の病かどうかが分からないので、責任が取りきれないよ!
そして割と妻が不治の病で生きてる間に美味しいものを食べさせたいってサンオジが世の中多いんじゃないかという話もあるとかないとか。
カレーマンのところに何人も来るくらいだから、UUから単純逆算すると20万人くらいいそうな予感がするよ!
てことで鮨さいとうの予約に関するお問い合わせには全力でお応えできないんだけど、せっかくミシュランの話題になったので世界一美しい鮨を見ながら今年のミシュランとカレーの関係を考えてみよーう!
ミシュランガイド東京2018では、カレーの受賞状況はこんな感じ!
なんとビブグルマンに、わずか3店!!!
なぬーーー!!!
B級グルメ・国民食としての永遠のライバル、ラーメンはなんと26店!
こりゃもはやライバルではないよ!
足元にも及ばーーーん!!!
ラーメンさま、すませんしたー!!!
ちなみにこの白焼きが今年のアナゴオブザイヤーだよ!
はー、プリジュワでうんまかったーーー!!!
大至急脱線したので話をミシュランに戻すと…
餃子にダブルスコアで負けとーーーる!!!
完敗!完全敗北!!!
海南vs武里くらいの惨敗っぷり!!
あ、スラムダンクわかんない?!
海南が清田以外は全員控えメンバーだった、あの試合だよ!
何なら韓国料理にも後塵を拝しているよ!
隣国の料理に負けるとは、もはや国民食とは言えない!
国民食返上!
カレーは、なんだ、アレだ。
野菜炒めと同格だ!
若干距離を取ると、ベトナムには辛勝!
フォーよりはギリでカレーだって話だよ!
タイ料理にもギリ辛勝!
ぐむむむむ…
と、唸るほどうんまい鮨さいとうのタイは、握りのスターターにもってこいの上品な甘さだよ!
じっくりと噛み締めながら味わって!!
いやしかし一部カレーを内包するタイ料理もたった2店となると、これはもはやタイヤ屋さんはカレーのことを「その他ザコども」と認識してるんじゃないかという話もあるとかないとか。
はっ!!!
もしやカレーでなくインド料理に分類されて多数受賞しているのでは…?!
違ったーーー!!!
その他ザコどもーーー!!!
な、なんてことだ!
ミシュランだけが尺度ではないものの、相対的に見てこの扱いは相当悔しいよ!
インドなめんな!
とはいえ確かにマグロは遠洋のインドマグロより近海の本マグロが良いわけで、日本人の感性として超えられない壁があるのか…?!
ちなみに鮨さいとうのマグロはロンモチで最高級の本マグロ!
しなやかで香りが良く、これぞまさに完璧な握り鮨だよ!
ちなみにそろそろカレーからのカレイを予想してる人がいると思うけど、この日はカレイの出番はなし!
カレーマンは今年たべたマツカワガレイの味が忘れられないよ!
食べたお鮨屋さんは、ミシュラン二ッ星の、東麻布 天本!
てことで話がまたミシュランに戻ったわけだけど、スーパー国民食であるカレーやその起源であるインド料理がミシュランに名を連ねない訳を考察するよ!
決してラーメンに対してアジが劣っているわけではないものの、カレーには確かに課題が山積!
ラーメンが出汁(プースー)、麺、具材など、多様な進化を見せていて自宅では真似のできないイノベーティブな料理になっているのに対し…
カレーは家庭で最高に美味しくできてしまう家庭料理であり、その味の差異は劇的には感じられない!
そして一部のお店を除けばプロでも突出した特徴やイノベーションは起こし切れておらず、いつまでたっても「30種類以上のスパイス」と「煮込み時間自慢」を美味しさと錯覚させるマーケティング手法が消費者のリテラシー向上を妨げている気がするよ!
本格的でレベルの高いカレー≒インド人シェフやインド料理店で修行した人がつくる専門性の高いインドカレー、またはイタリアンやフレンチの手法でつくる高級食材でテクニカルな煮込み料理って構図になっていて、国民食としての日本のカレーが殻を破れていない!
なので消費者もカレーの好みや違いを言語化できず、スパイシーさと辛さを混同したり、インドか欧風か、ライスかナンかの議論から抜け出せていないんだとカレーマンは推察!
街の中華屋のラーメンを店ごとに比較してもさほど大差がないのに似ているような気がするよ!
てことで2018年はイノベーティブなカレーを開発すべく、チャレンジしてみようと思うよ!
春〜夏を目標にお披露目したいので、お店になるか通販になるかイベントで振る舞うかは分からないけど、その時は大至急食べてみて!
それではみんな!良いお年を!!