みんな!カレーマンだよ!

ある日の、都内某所

そこに、豪華メンバーが集結していたよ!

左から、元コソットsp込山シェフ!

焼肉ジャンボ南原社長!

にくがとう永山料理長!

そしてはるばるこの日のために大阪は心斎橋から駆けつけた、焼肉みやした宮下シェフ!

焼肉業界の有名人たちだよ!

特に込山シェフは惜しまれつつ1月一杯でコソットを引退した伝説の肉の匠!

せっかく引退したのに、大至急伝説から連れ戻されたよ!

肉業界には3つの山があるって言われるんだけど、金竜山、肉山、そして込山、というほど!

押しも押されぬ名店2つと並んで、個人名を挙げられるほどのすんごい職人なんだよ!

そんな込山シェフと並んで肉を捌く宮下シェフ!

この2人にかかればあれだけ大きな塊だった肉が…

あっという間に焼肉カットに!

三角バラっていう部位だよ!

焼肉は部位を知ると、さらに楽しくなる!

某星付きフレンチのシェフが最近ハマりまくっているという尾崎牛の三角バラ、贅沢に食べまくっちゃうよ!

永山シェフも負けじとウチモモの一部、マル(シンタマ)を捌くよ!

分解されていくと、それぞれにまた名前がついていくよ!

シンシン!

マルカワ!

同じウチモモの隣り合った部位でもこれだけ見た目からして違うから、和牛は奥が深いよ!

どんどん捌かれて行く尾崎牛!

切りながら味見をする込山シェフ宮下シェフの口からは、

味に深みがある。旨味が強い。

という感想が漏れてきたよ!

はー、こりゃ楽しみすぎーーる!!

ウデのエース的存在、ミスジ!

激しく美しーーーい!!!

そのすぐ隣の部位、トウガラシ(トンビ)!

お隣さんでもだいぶ表情が違うの、わかる?!

で、超ざっくりした名前だけど、ウデ!

これは噛み応えがありそうな感じがするよ!

いやしかしホントに…

いろんな部位があるもんだよ!

てことで、今日は和牛の色んなとこを食べまくって明日の和牛を考えようという和牛勉強会!

仕掛けるのはロンモチで…

我らがWAGYUMAFIA!!!

今日のマフィアはいつになくマフィア感が強いよ!

てことで、大至急たべーーーる!

今回はさらに贅沢なことに、各店のタレを持ち寄ってタレの食べ比べも!

こちらはにくがとうのタレ2種類!

こっちは焼肉ジャンボ!

右のタレは店には出してないらしく、厚切り肉に合わせるために特別に南原社長が持ってきてくれたものだよ!

こちらは焼肉みやした!

大阪からビッグサイズを持ってきてくれた優しさに感謝!!!

そしてラストはコソット!!

はー、こりゃいくら何でも贅沢すぎーーる!!!

焼きに入る前に、まずはユッケから!

シンタマで作ってくれたみたいだよ!

噛み締める赤身肉感がたまらーーん!!!

軽くのけ反ったところで、大至急焼きのスタートだよ!

焼いてくれるのもシェフという贅沢っぷり!

はー、永山シェフかっこいーーい!!

てことで焼きのスターターは、三角バラから!

弾力がありながらストレスなく噛み切れる柔らかさ!

噛むとジュワッと出てくる脂がうまーーーーい!!!

続いてはウデの中で最も脂の乗っている、ミスジ!

滑らかでかなり柔らかいので、噛むというよりは舌で楽しむ感じ!

サクッと切れて、甘味と旨味の脂が拡がるよ!

ミスジの脂は、他とちょっと違う独特な香りがするような気がするのはカレーマンだけかしら。

お次はミスジと隣接してる、ウワミスジ!

山葵醤油に漬けてあるみたいだよ!

隣り合う部位でどれだけ味がちがうのか?!

はー、楽しみすぎーーる!!

だーーーー!

全然ちがーーーーーう!!

滑らか柔らかなミスジと打って変わって、やや硬く噛み締めがいのある肉感!

アッサリしてるので、いくらでも食べられそうな気さえするよ!

そんなウワミスジを大至急上回るいくらでも食べられそう具合な、トウガラシ!!!

ウワミスジより更にさっぱり感があって、酸味を帯びた赤身らしい香りのする赤身の優等生だよ!

お次の表面にゴツゴツ感のあるコイツは、ウデ!

ざっくりした呼び名のやつだよ!

一瞬柔らかめの歯触りから入りつつ、噛み切るのには時間のかかる噛み締め部位!

ひと噛みごとに赤身特有の酸味を帯びた肉の味が染み出てくる、そんな部位だよ!

この細長いのは、肩ロース!!

すき焼きやしゃぶしゃぶにも使われる高級霜降り部位!!

じっくりと焼いたら…

だーーーー!

こりゃ激しくうまーーーーい!!!

噛みにくさをまるで感じない柔らかさと、それでいて柔らかすぎない程良い噛み応え!!

南原さんも焼いてくれたので追加でたべーーる!!

濃い肉の味に、サラリと上質な脂!

シェフたちの間からも、尾崎の肩ロースは柔らかくて激しくうまいって声が漏れ聞こえてきたよ!!

 お次はカメノコウ!

カメノコって言うこともあるみたいだよ!

 見るからにすんごい赤身っぷり!

案の定赤身全開ーーーー!!!

クセがまるでなく、肉食べたーって感じのするお肉だよ!

まだまだ続くコイツは、カイノミ!

バラ肉のエース格だよ!

ハラミ好きな人ならぜひ食べてみてほしいコイツは…

なんたって厚切りが最高!

肉汁がたっぷりすぎーーる!!!

この柔らかさ肉汁感は、ハラミ好きの人にはバッチリだと思うよ!

そして来ました!!

希少部位の中でも群を抜いて美味いとすら言われるキングオブ希少部位、ザブトン!!

肩ロースの一部であるザブトン最大の特徴は、このサシ!

入りまくっているのに、サラリとしていて後味にまるでギトギト感の無い奇跡の部位!!

サシを溶かす程度に軽く炙るのがオススメだよ!

はわわわわわ。

こ、これは!!

シルクのような舌触りでとろけていく食感と、肩ロースらしいコクのある濃い肉の味がたまらーーん!!!

焼肉屋では特上ロースって名前で出されることが多いみたいだけど、そんな陳腐なネーミングじゃ勿体なさ過ぎるくらいの激しいうまさ!!!

まるで違う部位に見えるこの2つは、どちらも肩三角!!

カットによる味わいの違いを楽しむよ!

まずは厚切りからたべーる!

噛み締めた最後に筋っぽさがあり、それを噛み切るための咀嚼がコリコリ楽しいよ!

サシは入ってたけど引き締まった赤身肉なので、サッと焼くのが良さそう!

焼きすぎ注意の部位だよ!

薄切りは柔らかく脂の少ない赤身らしい味わいで、厚切りの時みたいに食感を楽しむというよりは肉の味を楽しむ感じの方向性!

カットだけでこれだけ表情が変わるなんて、和牛はホントに奥が深いよ!

あまりの美味しさに和牛マフィアたちも…

WAーーーー!!!

GYUーーーーー!!!

と思わず和牛ポーズ!

ちなみに撮影は遅れてきたホリエモンこと堀江貴文さん!

インスタグラム、takapon_jpのアカウントからこの和牛ポーズが動画で見られるので、劇的にヒマな人は要チェックや!

てことでこの日はお開き!

伝説のシェフのカットに、肉の匠たちとの交流。

端から端まで尾崎牛を堪能して部位やカットの違いによる味わいの違いを学んだ、貴重な機会だったよ!

これから先の和牛ライフの楽しみが拡がりまくった最高の日!

みんなも、和牛の部位がどんなものか分かると、焼肉屋で超かっこいいと思うよ!

それにしてもカレーマンは相当勉強熱心だという話も、あるとかないとか。