みんな!カレーマンだよ!
ランチをしにちょっくら京都にやってきたよ!
でもせっかくなら前乗りして夜ごはんもたべたい!
てことで大至急やってきたのは、こちら!
八坂神社にほど近い、タクシーも入り込めない趣きたっぷりの路地!
はー!
さっすが京都!
都心暮らしにとってはタイムスリップしたかのようなこの非日常感!
早くも来た甲斐あるー!
京町家というよりは民家に暖簾をかけたようなこの控えめなお店が…
にしぶち飯店だよ!
この店構えで、まさかの中華!
にわかには信じ難いよ!
店内も和の心100%!
このギャップに始まる前から心地良いざわつき感が止まらないよ!
ホントに中華なんだろうかろうか?
カウンター7席だけの店内もまごうこと無き和の空間!
立てかけられたフカヒレだけが、控えめに中華を主張してるよ!
てなことはさておき、旅の疲れをルービーで洗い流ーーす!!!
おまかせコースのスターターは、こちら!
グジの唐揚げにカブのみぞれ餡かけ!
前菜らしからぬ下手したら主菜にもなりそうな第1球!!
美味しすぎて大至急のけぞったよ!
そしてやっぱりこの店、和食なんじゃないかという話もあるとかないとか。
ホラ!
どう見てもこの風景は和食や!
続いては軽く炙ったのどぐろのお造り!
もう和食確定!
割烹にしぶちに大至急名称変更!
完璧な軽炙りが激しくうまーーーい!!!
これだけ30枚くらい食べたい!!!
と思った時に感じた違和感!!!
このつけダレが激しく中華ーーー!!
いきなり牙を剥いた中華な表情は、ごま油と山椒の香りによるもの!
こりゃ確かに中華の空気感だよ!
それもそのはず。
僅か31歳で独立した西淵健太郎シェフは、京都ブライトンホテルの花閒で中華を学び、祇園さゝ木で5年間和食を学んだという経歴の持ち主!!
ハイブリッドな経歴を持っていたよ!
てことで今後の激しい中華の風を予感して、大至急紹興酒を発注!!!
コイツで迎え撃つよ!
たった一口で見える風景がすっかり中華になっちゃうから不思議!
続いての料理は…
もち米を詰め込んだ手羽先!
トリュフ塩が香りまくってるよ!
手前は新たまねぎのピクルス!!
からのフカヒレ!
ここに来て中華全開!!!
大ぶりなフカヒレは、貝柱のプースーでとんでもない旨味に仕上がっているよ!
はわわわわ。
この繊維感たるや!!!
明日は無駄にプルンプルンや!
カレーマンクラスのサンオジともなると、テカテカって言われかねないから要注意だよ!
マナガツオの唐揚げはウニソースで!
もう皿までベロンベロンに舐めたい!!!
京都牛のカイノミ!
九条葱とともに豆豉炒めになってるよ!
はー!
カイノミうまーーーい!!!
カイノミは今後ますますブームが来そうなカレーマンの大注目部位!
バラ肉の一部で最もヒレに近く、脂のコクと甘味、赤身の旨味の両方が楽しめるハイブリッドなやーつ!
何回か噛むと突然消える、不思議な部位だよ!
次焼肉屋行くときはみんなも試してみて!
エビチリはカリフラワーのソースで!!
だーー!
ブリンブリンすぎーーーる!!!
元の海老は相当なアスリートだったと見たよ!
そしてラストは麻婆豆腐!!!
振り返ってみれば、魚から肉から変化球を交えて満喫しつつ、フカヒレ、エビチリ、麻婆豆腐と中華らしい直球ど真ん中までズドンと来るすんごいラインナップ!!!
これをこうして…
こうだーーーーー!!!
ダッハーーーー!!!
完璧にうまーーーーい!!!
危うくごはんおかわりしたくなるくらい激しくかきこーーーーむ!!!
デザートはかわいらしいこちら!
大至急オーープン!!!
杏仁豆腐やーーー!!!
フタには果肉が残っているので…
半分食べたら絞ーーーる!!!
弾ける香りに爽やかな風味!!!
サッパーーーーーリ!!!
てことでごちそうさまーーー!!!
オープンから僅か1年で早くも予約困難になっているというのも頷ける、古都京都らしい中華の表現!
奥ゆかしさと緻密さを感じる料理は、ボディブローのようにジワジワと感動を与え、グムムと唸らせる逸品ばかり!
わざわざこの店のために京都旅行を計画してもいいと思うような、そんな素敵な中華料理だよ!
激しくオススメ!