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という噂を聞きつけて、真相を確かめるべく大至急芝浦にやってきたよ！
麺屋武蔵と言えば、今を遡ること18年前。
日韓共催のサッカーW杯の開催が決定し、アトランタオリンピックでカール・ルイスが生涯最後となる9個目の金メダルを取ったことで世間が沸き返っていた1996年。
そんな年に新宿に颯爽と現れ、サンマの煮干やダブルスープ、海老油、柚子を使うなどの斬新な手法を取り入れただけでなく、清潔でオシャレな店内、女性用の髪留めなど食べる環境にもこだわりを見せてラーメン業界に革命を起こした歴史的名店。
そんな武蔵が、まさかのファミレス…？！しかも芝浦…？？？
さ、さてはコレか！これが目当てか！
芝浦アイランドのおセレブさまたちを家族ごと根こそぎ行くつもりだな！
田町駅からも駅前ってほど近くないし、これは間違いない…！
看板も歴史的名店の割にはずいぶんとロードサイド店っぽく、でかーーーい！
ますます疑いが増ーーーす！
でも、店構えはファミレス感なーし！
さっそく振り回されてるよ！どっちなんだ？！
店内もラーメン屋そのもの。
新宿本店と同様、カウンター席でみんな黙々とラーメンと向き合ってる！
なんだ、やっぱり武蔵じゃないか！安心した！
と思ったら店の奥にテーブル席発見ーーー！！
こ、これか。これがファミレスという噂が立った所以か！！
詳しく聞いてみると…。
グループや家族連れにはちゃんとテーブル席を案内してくれるというオペレーション。
店の前に駐輪ができ、ベビーカーもOK。
麺を大盛りにして子どもとシェアしてもOK。
という家族に優しいコンセプトになっていたよ！
やっぱり麺屋武蔵。
歴史的名店でありながら、常に次を目指す姿勢がかっこいいね！
さて。
ファミレス説を一蹴したところで、安心して「ら～めん＋味玉トッピング」を発注！
清潔なステンレスが印象的なオープンキッチンも健在。
テーブル上の調味料が気になーーーる！
特に右手前の武蔵醤。
そうこうしているうちにラーメン登場だよ！
どーーーーーん！
名店の風格たっぷりの落ち着いた佇まい。
プースーは本店と同じ、サンマの煮干しを中心とした出汁。
魚の強い香りが印象的！
そして何より、かなり熱々の状態で出てくるのが嬉しいよ！
麺は中太の縮れ麺で、表面がツルツルしてるから吸いこんだときの踊り方が心地いい！
チャーシューはよく煮込まれた厚めの三枚肉。
とろ～～っとほどけるような柔らかさ！
メンマは…まあ、メンマ。
特筆できなくてごめんよ！メンマ！
大好きだから許して！！
そしてそして…当時は味玉の代名詞でもあった武蔵の味玉。
大至急オーープーーーーン！！
きたーーーーーーーーー！
芸術的なまでの固めの半熟！！
色々楽しみながら食べていたらあっという間に食べ終わりそうだったので…
これ！武蔵醤！！
2杯分くら入れーーーる！！
プースーに赤い花が咲いたーー！！
うーーまーーーーーい！！
ちょうどいい味の変化！！！
みそ汁を飲むかの如く、全力で吸引ーーーー！！！
ごちそうさまでしたーー！
麺屋武蔵のスピンオフブランドは都内に数店舗展開しているけど、「麺屋武蔵」のオリジナルブランドとしては新宿・蒲田に次いで3店舗目。
新しい店舗形態は初心のオリジナルで勝負という店の想いが伝わって来るよ！
新宿が近ければ新宿店で全然OKだけど、芝浦近辺の人はぜひチェックしてみて！
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