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これ常識。
見よ、この外観!
おフレンチと見紛うばかりの佇まい。
カレーマンともあろうカレー野郎が、危うく緊張しそうになったぜ。。
店内はモダンなフレンチレストランそのもの。
こんなシャレオツカレー店に、カレーマンは一体誰と…?!
と、全国のカレーマンファン女子はいても立ってもいられないことだろう。
誰と行ったのか。
それは…
それはだな…
余計なお世話だ!
男1人や男同士のお客さんもたくさんいるんだよ!
ま、カレーマンがそうとは限らないけどね!
という、どうでもいいカレーマンの身の上話はさておき…
おフレンチテイストらしく、泡から発注!
インドのロゼスパークリング。
ベリー系の香りに、大地のテイスト。
結構おいしいんじゃない?インドやるぅ。
まずはおつまみパパドが登場!
ブラックペッパーが効いてて、香ばしくてうまい!
こちらは付け合わせのアチャールたち。
手前から、ミント、えーっと…なんだったかな、たぶんマンゴー、たぶんパパイヤの辛い…だったような…
ま、要するに、異国情緒漂う日本人に馴染みの薄い感じのやーつ!
試しに奥の辛いと言われたやつを付けて食べてみると…
確かにパパイヤっぽいフルーツのテイストで、辛いっていうか、むしろ甘…
くなくて辛ーーーーーーー!
なにこれ!
思ったよりだいぶ辛いよ!
ハイ、最近お決まりの展開ですね。
まだ飽きちゃダメだよ!
辛いのでドリンク!
泡の刺激で余計に辛ーーーーー!
ちなみにこっちの泡はスペイン産のカヴァ。
クオリティ高し。
ワインはまだまだ列強に及ばない、というのは致し方なし。
今後の成長に期待!
てことで、続いて羊料理。
シャミ・カバブという、
ラム肉を丁寧に挽いて焼き上げた古都ラクナウのムガル伝統料理
ってメニューに書いてあったよ!
これはちょっと、歴史の勉強が必要そうだ。
で、出て来たのがコレ。
えーーーーーーー!
なんかシャレオツすぎませんかーーー!
ティラミスと見紛うばかりの洗練されたヨーロピアンな雰囲気。
でもコレは羊肉。
でもコレはインド料理。
さすが表参道。
人種がちがう。
断面はこんな感じ。
確かに丁寧に挽いてあって、しかもツナギ使ってないみたいで、ボロボロと崩れるくらいのデリケートさ。
でもそれが逆に楽しい食感で、うまーーい!
ワインに合うーー!
ちなみにつけ合わされてたコイツは、芋でした。
マサラが効いてて、いちいちうまい。
さあ、今日はもうここからカレーに行っちゃいます。
まずはこれ!
ダール・マッカーニー!
インドの黒豆カレー。
トマトとバター風味。
生クリームを加えたコクのある風味。
ってメニューに書いてあったよ!
黒豆の食感と風味がクセになるマイルドなカレー。
あ、ちなみに今日はバスマティライスとプレーンナンをダブルスタンバイ!
バスマティライスはクローブシードでほんのり爽やかな香り付け。
くぅ〜、細やかな心遣い!
プレーンナンは、何て言うか、なんだ。
アレだ。ナンだ。
と、よくわからないアレはさておき…
カレーマンはやっぱりバスマティライスが好きみたい!
続いてコレ。
バイガン・カ・バルタ!
なんか大航海時代の航海士の名前か、秘密の扉を開ける呪文かみたいな名前だけど、焼きナスのカレー。
バイガンがナスの意味っぽい。
ナスの風味ととろみがとってもおいしい!
&焼いてあるだけあって香ばしいよ!!
ナスの他には香味野菜もたっぷり。
このベジタブルカレーは、うまい!!
そして最後。
ローガン・ジョッシュ!
カシミール風のラム煮込み。
じっくり時間をかけて仕上げたラムカレーの逸品。
って自分で言っちゃってるくらいの自信作。
あーー、でもこれうまい!
なんか、こう、辛いしカレーだけど、何か西洋の香りがする!
確かにじっくり感が伝わってくる丁寧な仕上がり。
なるほどー!
おフレンチらしさは格好だけじゃないってことね!
こんな丁寧なインド料理、食べたことない!
うーん、参った!
皇帝のカレー、とかいう気になりまくるメニューもあったし、また来ます!
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